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「好奇心旺盛」の意味や英訳・特徴・例文・「探究心」との違い・対義語は?現役ライターがサクッと解説!

「好奇心旺盛」という言葉は、一般的に、さまざまなことに挑戦する、行動力があるなど向上心や積極性を表すような良い意味の表現として用いられることが多くあります。また、就職活動の場面などで自分の長所として、物事に取り組む前向きな姿勢をアピールするために履歴書などに用いるといった使い方をすることも多いかもしれません。

とはいえ、具体的に「好奇心旺盛」とはどのようなことを意味する言葉なのか、中には疑問に思うかもしれません。そこで、ここではこの言葉の意味や英訳・特徴などから例文を交えた使い方まで、「探究心」という言葉と比較しながら、「誰にでも分かる言葉で伝える」を心掛ける現役ライターが分かりやすく解説していきます。

「好奇心旺盛」の意味や英訳・特徴・例文・「探究心」との違い

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それでは、以下に「好奇心旺盛」の意味と使い方、また「探究心」との違いを説明します。

#1 「好奇心旺盛」の意味は?

「好奇心旺盛」は「好奇心」と「旺盛」という言葉を組み合わせた言葉です。それぞれの言葉の意味は以下となります。

 

【好奇心】
珍しい事物や未知のことに興味を持つ心。物好きな心。

出典:精選版 日本国語大辞典「好奇心」

【旺盛】
活動力が満ちあふれていること。盛んなこと。また、そのさま。

出典:精選版 日本国語大辞典「旺盛」

つまり、「積極的に珍しい事物や未知のことに興味を持つこと」を表した言葉です。「好奇心」の「好奇」という言葉は、「好奇な目で見られる」などの表現もあり、あまり良いイメージはないかもしれません。しかし、「好奇心旺盛」という言葉は、積極性や自主性などをイメージするポジティブな言葉ですね。学問にしても、仕事にしても、コミュニケーションにしても、他に対して「好奇心」を持つことは大切であり、それが始まりの一歩となるでしょう。

#2 「好奇心旺盛」を英訳すると?

次に「好奇心旺盛」を英語でどのように表現するのか、見てみましょう。この言葉を英語で表したのが、以下の表現です。

●curious
●desire to learn

「curious」は「物事を知りたがる」、「desire to learn」は「学ぶことを強く希望する」という意味を表しています。「好奇心旺盛」な人は、海外に行ってもきっと、自ら様々なことを学び、吸収して成長していけそうですね。

#3 「好奇心旺盛」な人とは?

よく、「好奇心旺盛な人」というような表現をされることがありますよね。では、「好奇心旺盛な人」とはどのような特徴があるのか見てみましょう。「好奇心旺盛な人」には、以下のような特徴があります。

●様々な事に興味を持つ
●人付き合いが広い
●ポジティブな性格
●問題点を自分で見つけることができる
●視野が広い

これらの特徴を見ると、「好奇心旺盛」の言葉の意味を、より理解することができますね。就職活動などにおいては、十分自分の長所としてアピールできますし、企業側が求める人材の1つでもあるでしょう。また、「好奇心旺盛」であることから、自主性や想像力が養われていくのかもしれませんね。

#4 「好奇心旺盛」の使い方・例文

次に、「好奇心旺盛」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は以下のように用いることができます。

 

「息子は好奇心旺盛なので、幼稚園の帰り道は寄り道ばかりでなかなか家にたどり着かない」
「私の長所は、何にでも興味を持ち前向きに取り組むことができる好奇心旺盛なところです」
「好奇心旺盛な彼女は、海外を飛び回っている」
「好奇心旺盛であることは時にさまざまな行動の原動力となる」

また「好奇心旺盛」を他の言い方で言い換えたい場合には、若干ニュアンスは異なりますが、以下のような表現の仕方をすることができます。

「私は知識欲が旺盛で、常に新しい物事を学ぶことに前向きの姿勢を持っています」
「彼女はとても好奇心が強く行動力も人一倍だ」
「彼はあくなき好奇心を持ち、いくつになっても新しいことにチャレンジし続けている」

「好奇心旺盛」とは、「積極的に珍しい事物や未知のことに興味を持つこと、その様子」を表した言葉です。「好奇心旺盛」を意味する表現として、「知識欲が旺盛で」「あくなき好奇心を持ち」などの表現で言い換えることができます。

#5 「探究心」との違いは?

次に、似た意味を表す「探究心」という語との違いについて見ていきましょう。

まず、「探究」には「物事の真の姿を探って見極めること」という意味があるため、「探究心」は「物事の本質を調べて見極めようとする気持ち」を表している言葉です。「探求心」を用いた例文を見てみると、以下のようになります。

「彼は探求心が強く、疑問に思ったことはすぐに調べる」
「学者にとって大切なことは常に探求心を持ち続けることだ」
「探求心の強い彼女は、一度資料室にこもるとなかなか部屋から出てこない」
「私の探求心の強さは、研究者である父に似たのだろう」

つまり、「探究心」は「本質を探って明らかにしようという気持ち」を表し、「好奇心」は「未知のものに興味や関心を抱く気持ち」を表す言葉です。「探求心」が強い人の1つの特徴として、「好奇心旺盛」なことが挙げられたりもします。

ニュアンスとしては、前者には「何かを見極めようとする(物事を追求しようと行動を起こそうとする)」というニュアンスが含まれますが、後者は単純に「興味・関心」といった「心がひかれること」を表すという違いがあるので、これらの言葉を用いる際には、気を付けましょう。

「探求心」は「本質を探って明らかにしようという気持ち」を表し、「好奇心旺盛」は「未知のものに興味や関心を抱く気持ち」を表す言葉です。意味としては同じようなイメージですが、「探求心」の方が、「興味を持ったことに追及する心をもって行動する」という意味になるため、微妙にニュアンスが異なります。

「好奇心旺盛」の対義語

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最後に「好奇心旺盛」の対義語について見てみましょう。

#6 「無関心」

「好奇心旺盛」の対義語は、「無関心」です。「無関心」は以下のような意味があります。

【1】気にかけないこと。関心をもたないこと。興味がないこと。また、そのさま。
【2】外からの刺激に対する反応の速度が遅い状態。

出典:精選版 日本国語大辞典「無関心」

つまり、「興味や関心を持たないこと、その様子」を表した言葉です。「好奇心旺盛」とまではいかなくても、物事や他人に少しでも興味を持つことで、より日々の生活が充実しそうですよね。

「無関心」を用いると、以下のようになります。

「彼はスポーツニュースをよく見るが、政治のニュースには無関心だ」
「彼女は新入社員に全くの無関心だ」
「彼は新しく来た転入生に無関心を装ったが、本心は興味津々だった」
「せっかく新しいおもちゃを買ったのに、娘は無関心だった」

「好奇心旺盛」を使いこなそう

以上、「好奇心旺盛」の意味と使い方、「探究心」との違いについてまとめました。

「好奇心旺盛」は「まだ知らないことなどへの興味・関心を持つ気持ち」を表す言葉であり、物事への興味が強く、それがひいては積極性や行動力につながることもあります。一方、「探求心」は「本質を調べて明らかにしようとする気持ち」を表した言葉です。「探究心が強い」とは、問題の本質を調べて見極める気持ちが強いということで、物事により現実的な姿勢を持っていることを表すことができます。それぞれ違ったニュアンスがあるため、就職活動などの場面で使用する場合には上記のような点に注意して、自分の長所を上手にアピールしましょう。

また、「好奇心旺盛」の対義語には、「無関心」があります。

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tanpopo409