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「羨望」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役のブロガーがサクッと解説!

「羨望」(読み方:「せんぼう」)という言葉を一度は聞いたことはある人もいらっしゃるのではないでしょうか?

主に「羨望の眼差し」「羨望の的」などの形で用いられ、お金持ちや成功者など自分よりも勝るものがある人や恵まれている人などに向けて使われる言葉です。

正しい意味を知らないために、自分よりも優れていることに対して使う言葉ということから、もしかしたら悪いイメージを持っているのかもしれません。

そこで、ここでは「羨望」の意味、由来や使い方、対義語、類似語を例文を交えながら、半年で独立したプロブロガーの筆者が解説していきます。

「羨望」の意味と使い方・例文

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まず、「羨望」の意味と使い方を解説します。

「羨望」の意味とは?

「羨望」には「うらやましく思うこと」という意味があり、「自分よりも優れている他人の様子や境遇などを見て自分もそのようになりたいと思うこと」を表します。

「羨望」の語源

羨望を分けると、「羨」と「望」という2つの言葉で構成されていることが分かりますよね。


それぞれの意味を見てみると、「羨」は「うらやむ、うらやましがる」、「望」は「願う、遠くを見る」という意味を持っています。


この2つの言葉を組み合わせることで、「自分よりも優れている他人の様子や境遇などを見て自分もそのようになりたいと思うこと」という意味を持った「羨望」が生まれたのですね。

「羨望」の英語表現

次に、「羨望」を英語で表す場合の表現について見ていきましょう。

「羨望」の意味を英語で表した場合、「envy(動詞)」「envious(形容詞)」を用いることで表現できます。

「羨望」の英語表現を例文で見ていきましょう。

私はあなたが羨ましい:「I’m envious of you.」

羨望の眼差しで見ていた:「I was watching with envy.」

「羨望」の使い方と例文

次に、「羨望」を例文を使って見てみましょう。

たとえば以下のような使い方をすることができます。

「高級住宅街に住んでいるお金持ちに羨望の目を向ける」

「友人の作品がフォトコンテストに入選したと聞き羨望に堪えない」

「普段はそうでもないが、金持ちの優雅な生活ぶりを目の当たりにすると羨望の気持ちで一杯になる」

「数年ぶりに再会した旧友に、起業した事業が成功して今では年収数千万を稼いでいると話したら、途端に羨望の的となってしまった」

「独自の世界観を表現する彼の漫画を羨望の眼差しで見つめていた」

「羨望」の類義語

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「羨望」の単語の意味を学んでいただいたところで、もう少し理解を深めていただくために、どのような類義語があるのか解説していきます。

「羨望」の類義語1:憧れ

「憧れ」:理想とする物事や人に強く惹かれる、自分もそうなりたい、そうしたいと思うこと。

「概して田舎育ちの若者は都会での生活に憧れを抱くものだ」


「憧れていた田舎生活をするために会社から退職した私は、その日のうちに都会から引っ越した」


「私が憧れている映画監督は彼です」

「羨望」の類義語2:艶羨

「艶羨」:うらやましく思うこと。

「私もいつの日か、他者から艶羨の目で見られるようになりたいと思っている」

「会社の同僚たちに、自分の年収を教えた途端、艶羨の的になった」

「彼女の成功を艶羨の気持ちで見ていた」

「艶羨」は「羨望」と同じような意味を持っているため、羨望の代わりに使うことが出来る言葉です。

しかし、あまり一般的ではないので基本的には「羨望」を使うと良いでしょう。

「羨望」の類義語3:羨慕

「羨慕」:うらやむ、したうこと。

「コミュニケーション能力が高い上司を羨慕していた」

「仕事ができる先輩を羨慕していた」

「羨望」の対義語

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ここで「羨望」にはどのような対義語があるのか解説していきます。

「羨望」の対義語1:嫉妬

「嫉妬」:人が自分よりすぐれていることをうらやみねたむこと、自分に向けられた愛情が別に向かうこと。

「ライバルの情報サイトに、閲覧数でいつも負けているために嫉妬心を抱いている」


「嫉妬することは見苦しいことだが、彼女を常にそばに置きたいと思っている」


「彼と同じ時間働いているのに、彼の給料のほうが高いことに嫉妬している」

「羨望」の対義語2:妬み

「妬み」:他者をうらやましく思い、腹立たしいという感情のこと。

「作業中に事故が発生した、同業者の妬みが原因だろう」


「彼女と親しげに話している彼が妬ましく、不幸が振りかかることを願った」


「美人の彼女がいる彼に妬みから、きつくあたってしまった」

「羨望」の対義語3:嫉み

「嫉み」:他者をうらやましく思い、憎らしいという感情のこと。

「彼女と親しげに話している彼を嫉み、やけ酒を呷った」

「同僚の彼がどんどん出世していくさまを見て嫉みを感じた」

「彼が社長賞を授与されたことを嫉み、仕事に対するやる気をなくしていた」

「妬み」と「嫉み」はほとんど同じ意味を持っていますが、矛先が他人なのか自分かどうかで判断することができますよ。

「妬み」は、腹立たしいという感情が強く他人に矛先が向きますが、「嫉み」は憎らしいという感情が強いため自分自身に対して矛先が向きます。

このため他者に矛先が向くのであれば「妬み」自分に矛先が向く場合には「嫉み」というように覚えると分かりやすいでしょう。

「羨望」を上手く使いこなそう

以上、「羨望」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「自分よりも優れている人などを見て自分もそうなりたいと思うこと」を表します。

紹介した類語についても、「自分もそうなりたい」という思いが含まれますが、「単に自分よりも恵まれている境遇にある人」などに対してそう思うか、「憧れ」であれば「自分の理想としている人」などに対して心惹かれている状態かという分かりやすい違いがあるため、状況に応じて使い分けると良いでしょう。

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shinkai