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「感服」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッと解説!

「感服」(読み方:「かんぷく」)という言葉は、「感服する」「感服の至り」などの形でよく用いられています。

何かに感心した時に用いられる言葉ですが、具体的にはどのようなことを表すのか、また他に近い意味の語にはどのようなものがあるのか疑問に思うこともあるかもしれません。

「感服」の意味と使い方、類義語にあたる言葉について、大手企業での勤務後ライターとして数々の記事を編集・構成・執筆を手がけている筆者が解説していきます。

「感服」の意味と使い方・例文・類義語

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ビジネス上では使い方にも気をつけたい「感服」という言葉ですが、通常であれば非常に良い意味として使われる事が多い言葉ですね。目上の人や上司に対して使うのは良くないという意見もある言葉ですが、実際にはどのような捉え方がされている言葉なのでしょうか。「感服」の正しい意味と使い方のヒントとなる例文をご紹介していきます。また、その類義語についても見ていきましょう。あらゆる場面での言い換えが可能になります。「感服」にまつわる言葉をチェックして、表現の幅をさらに広げましょう。

「感服」の意味

「感服」という言葉は、相手や物事を評価する言葉としては最上級に等しい言葉です。しかしながら、上司や目上の人に対して使うのはあまり良くないという説があるのも事実でしょう。「感服」という言葉に実際の意味として、どのような使い方がふさわしいのでしょうか。まずは辞書に記載されている言葉の定義をご紹介します。適切に「感服」を使うことができるように確認しておきましょう。

深く感じ行って敬服すること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「感服」

つまり、「何かに深く感心して従う気持ちを抱くこと」を表す語となっています。

 

「感服」の使い方・例文

「感服」は、感心して従わざる負えない、または従う気持ちになるという意味が含まれています。そういった意味から、従う気がなかった体からの言葉の意味になる可能性もあり、目上の人に対して使う言葉として不適切なのかも知れませんね。上司などに対して使う言葉は、この言葉の類義語などがふさわしいのかも知れません。そんな「感服」という言葉についての使い方のヒントになる例文をご紹介していきます。

「彼の店には初めて行ったが、料理の腕前のみならずこだわり抜いた素材選びの徹底ぶりにはほとほと感服した」

「世間からの批判を恐れることなく自身の作風を貫く彼の覚悟には感服させられた」

「彼の新作を完読したが、作品からにじみ出る観察眼や洞察力は感服の至りであった」

「感服」の類義語

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「感服」という言葉ですが、適切に使うことができれば素晴らしい言葉になります。相手を尊敬し敬うという意味もコメられている言葉になりますが、この「感服」という言葉の類義語にはどんなものがあるのでしょうか。類義語を意味と例文も含めてご紹介します。「感服」の言い換え表現として活用してみてはいかがでしょうか。

「感服」の類義語1 「敬服」(けいふく)

「感服」の類義語となる「敬服」についてご紹介します。「敬服」という言葉は、日常生活では使う機会が少ないものの、フォーマルな場面やその他ビジネスシーンなどで使う機会もある言葉ですね。使い方を知っておけば、適切に使えば表現の幅も広がりそうです。そんな「敬服」についてチェックしてみましょう。

 

「敬服」の意味

「敬服」は「感服」の類義語になります。より丁寧なイメージのある「敬服」は、どのようなニュアンスで使われる言葉なのでしょうか。ニュアンスで適切に使い分けるためにも、「敬服」の辞書に記載されている定義をご紹介します。

感心して、うやまい従おうとする気持ちを抱くこと。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「敬服」

つまり、「感心して相手に尊敬の念を持ち、従う気持ちを抱くこと」を言い表す表現として活用できます。

「敬服」の例文

相手に対してとてもいい意味に使うことができる「敬服」の例文をご紹介します。これらの例文をチェックして、実際に日常生活で使う際のヒントにしてみてくださいね。

「高い理想に向かって日々たゆむことなく努力を重ねる彼の高潔な人柄に敬服する」

「仕事ができるだけでなく人格者として多くの部下から慕われる部長のことを彼は敬服していた」

「感服」の類義語2 「感心」(かんしん)

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「感服」や「敬服」によく似た言葉として使える「感心」という言葉は、日常生活で人の素行や称えるべき行動に対してう使うことが多い言葉ですね。たしかにこれらの言葉はよく似ていますが、「感心」はその中でも一番軽い表現というイメージもあります。日常で使うことが多い「感心」という言葉の意味や使い方、例文について見ていきましょう。

「感心」の意味

「感心」といえば、お父さんが子供の行動に感心するという場合や、誰かの模範的な行動に対して使われることが多い言葉ですね。いわゆる主観的な評価で使われる言葉ですが、実際の意味について辞書の定義を確認してみましょう。

すぐれている、立派であるとして心を動かされること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「感心」

つまり、「他と比べて勝っている、見事であるなどとしてある物事に感動させられること」を言い表す時に使用できる言葉です。

「感心」の使い方・例文

「感心」とうい言葉は、前述でご紹介した「敬服」や「感服」とはまた違った印象がありますね。しかしながら、相手や物事を評価するという意味では類義語として言い回しをすることが可能です。「感心」という言葉の使い方のヒントとなる例文についてご紹介していきます。

「将来の目標を見つけてからの彼の熱心な勉強ぶりには親や教師たちも感心していた」

「彼女は仕事で忙しい母親に代わって家事をこなす感心な子だ」

「感服」とその類義語を適切に使い分けよう

以上、「感服」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「深く感心して敬服すること」をいい、ある人の言動や持っている技術などに感じ入って尊敬する気持ちを抱く場合に「~に感服する」「感服の至り」などの形で用いられています。

また近い意味の語には「敬服」「感心」といったものが挙げられますが、「敬服」はある人の言動、また人柄に感心して敬い従う気持ちを持つ場合に用いることが可能です。

そして、「感心」は優れていることに心を動かされることをいい、尊敬や敬うというニュアンスはなく、褒めるに値する相手の言動に感動したことについていう場合に用いられます。

これらの語は人の優れた言動などに心を動かされることについていう場合に使うことができますが、それぞれ微妙に異なる意味があるため、適度に使い分けると良いでしょう。

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