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「まとめる」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッと解説!

「まとめる」という言葉は、「~をまとめる」「~をまとめて~する」などの形でよく使われています。

いくつかの物事を一つの形に収めて何かをすることをいう時に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他に近い意味の語にはどのようなものがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。そんな「まとめる」という言葉について、大手企業での勤務後ライターとして数々の記事を編集・構成・執筆を手がけている筆者が説明していきます。

インターネットやその他のメディアでも見かけることが多くなった「まとめる」という言葉について、適切に使用するために辞書に記載の定義を確認してみましょう。また、具体的な使い方とニュアンスを掴むための例文もご紹介します。その他、「まとめる」をシチュエーションによって使い分けることができる類義語についても、意味や使い方、例文を確認しておきましょう。

「まとめる」の意味と使い方・例文・類義語

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近年よく見かける言葉となっている「まとめる」という言葉ですが、非常に馴染み深い言葉と言えるのではないでしょうか。会話や商談をまとめる、または荷物をまとめるなど、様々な使い方が可能であり、プライベートやビジネスシーンなど、様々なシーンで使用することが可能な言葉ですね。「まとめる」を適切なシチュエーションで使うために、その意味をご紹介します。例文も参考に、この言葉の使い方についておさらいしてみて下さい。その他、「まとめる」の類義語についても意味と例文を確認しましょう。

「まとめる」の意味

「まとめる」という言葉について、その意味をご紹介します。日常的によく使う言葉となる「まとめる」ですが、意味に関しては理解している人も多いのではないでしょうか。適切に使うためにも、辞書に記載されている定義についてご紹介します。

個々別々のものを一つにまとめあげること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「総合」

つまり、「別々のものを一つのものにまとめること」を言い表す際に使用することが出来ます。

「まとめる」の例文

ある物事や会話などを集約する時に使える「まとめる」という言葉ですが、コンセプトや考え方なども含めて、あらゆるものに使える便利な言葉となっています。使用頻度は多い言葉ですが、ここで「まとめる」の例文をチェックして、そのニュアンスや使い方をおさらいしておきましょう。

「事業に関連する質問をまとめましたので、その書類をデスクの上に置いておきます」

「中堅社員の部署異動の要望については、まとめて庶務課で処理して下さい」

「土地に関するお客様との契約のご確認を済ませて頂いた上で、管理状況についてまとめてスタッフから説明させます」

「外国にある子会社の決済は米ドルで行われるので、月次の報告をまとめておくように」

「まとめる」の類義語

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「まとめる」という言葉には類義語が存在し、シチュエーションや状況によって使い分けることが可能です。それぞれの類義語は意味が似通っていますが、言葉の印象やニュアンスが若干異なってきます。上手く使い分けるためにもその意味と、使い方のヒントとなる例文もチェックしてみましょう。

「まとめる」の類義語1 引っ括める(ひっくるめる)

「全て引っ括めて」というような使い方がされる「引っ括める」(ひっくるめる)という言葉は、フォーマルな印象よりも砕けた印象のほうが強い言葉ですね。しかしながら、状況によってはシーンに関係なく使用することが出来ます。言い換えが可能な「まとめる」の類義語である「引っ括める」について見ていきましょう。

「引っ括める」の意味

「引っ括める」という言葉は、「まとめる」に比べてすこし荒い印象も受けますね。しかし、意味としてはほぼ変わらない使い方がされていますね。結論を導くときなどにも使える「引っ括める」の意味を、辞書の記載から引用してご紹介します。

ひとまとめにする。包括する。総括する。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「引っ括める」

つまり、「ある物事の全体を一つにまとまりをつけること」を意味する言葉として使用できます。

「引っ括める」の使い方・例文

「引っ括める」を適切に使用するために、その例文について見ていきましょう。ひとまとめにする印象がある「引っ括める」の例文を確認して、「まとめる」とはニュアンスで使い分けることをおすすめします。

「予算や日数をすべて引っ括めて考えると、旅行の行き先はが妥当だろう」

「ビザの取得やら大変なことは多いが、それをすべて引っ括めて考えても留学はするべきだと思う」

「社内の不穏な空気は、引っ括めて考えると決算で明らかになった収益の悪さによるものだろう」

「状況証拠や証言を引っ括めた上で、犯人は彼だということができるだろう」

「まとめる」の類義語2 総合する(そうごうする)

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「まとめる」という言葉とほぼ同じ意味となる「総合する」という言葉も、同じく使い勝手のいい言葉となります。「まとめる」よりもフォーマルな雰囲気のある「総合する」について、その意味と使い方・例文を見ていきましょう。

「総合する」の意味

「まとめる」とほぼ同義で使われる「総合する」は、上司との会話や取引先との会話の中でフォーマルに使用することが出来ます。もちろん「まとめる」も使える言葉ではありますが、使い分けることによって知的な印象を与える言葉でもありますね。「総合する」の定義について、辞書を元に確認してみましょう。

個々別々のものを一つにまとめあげること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「総合」

つまり、「別々のものを一つのものにまとめること」を表現する時に使用することができます。

「総合する」の使い方・例文

「総合する」の使い方を、例文を元にチェックしておきましょう。この言葉をフォーマルな場で使用するなら、なおさらそのニュアンスと「まとめる」との使い分けについて理解しておいたほうが役立つでしょう。おさらいの意味も含めて、例文を確認してみてくださいね。

「彼と連絡がつかなくて心配していたが、皆の話を総合するとどうやら彼は仕事を辞めてから世界一周旅行に行っていて日本にはいないらしい」

「経験や年齢彼などを総合的に考えた結果、やはり教育担当には彼が適任だ」

「キックやパンチ、投げ技や絞め技を総合的に取り入れた格闘技を、総合格闘技という」

「うちの家族の意見と相手方の家族の意見を総合して、披露宴の日時をきめましょう」

「まとめる」という言葉と類義語を上手く使い分けよう

以上、「まとめる」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉はいくつかの意味がありますが、主に「考えなどを一つの形に整理して一つの形に収めること」をいい、ある物事を一つに落ち着いた形にして何かを行うことについていう場合に「~をまとめる」「~をまとめて~する」といった形で使うことができます。

また、これに近い意味の語としては「引っ括める」「総合する」といったものがあり、「引っ括める」はある物事について全体を一括りにして考えることについていう場合に「~を引っ括めて考えると」などの形で使用可能です。

そして「総合」は、複数のことを一つにまとめて物事を判断する時などに「~を総合すると~」といった形で使うことが可能になります。

これらの語は、別々の物事を一つにすることについていう場合に使うことができますが、それぞれ異なるニュアンスがあるため、適度に使い分けてみましょう。

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