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「華奢」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現・対義語は?現役記者がサクッと解説!

「華奢」(読み方:「きゃしゃ」)という言葉は、「華奢な人」「華奢な体つき」などの形でよく使われています。

体のラインが細くすらりとしている人についていう時によく使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他の言葉で言い換えるにはどのような言い方をすることができるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「華奢」の意味と使い方、類義語・言い換え表現・対義語について、科学・技術系記事の執筆を中心に活躍する筆者が解説していきます。

「華奢」の意味と使い方・例文

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それでは、始めに「華奢」の意味と使い方について説明していきます。

「華奢」の意味は?

まず、「華奢」には以下のような複数の意味があります。

1. 姿かたちがほっそりして品がよいさま。繊細で弱々しいさま

2. 器や道具などの作りが頑丈でないさま

つまり、「細くすらりとして品が良い様子」「細く美しく、かつ弱々しい様子」「器や道具などが壊れやすそうな作りをしていること」を表す語となっています。

「華奢」の語源は?

「華奢」はその字面において「華やかで贅沢なこと」を表しており、古くは「花車」「花奢」と書いたり「かしゃ」と読んだりして「上品で優雅なことや優美・風流なこと」を表わす語でした。

しかし一方で、ひらがなで「きゃしゃ」と書いて「ほっそりとして上品なこと」を表わす語が存在し、この語は真偽は明らかではありませんが「身分が高く、上品でか弱い人物が乗る輿車」である「香車(きょうしゃ)」に由来すると言われています。

以上の片方の意味を体現する人物は、もう一方の意味も体現する可能性が高いことから、両方の意味を含んだ語として「華奢」が生まれると同時に、時代と共に「ほっそりとして上品なこと」だけが残っていったという可能性が考えられるでしょう。

「華奢」の使い方は?

次に、「華奢」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「このデスクはおしゃれで華奢なつくりだが、しっかりしていて安定感がある」

「彼女はモデルのような華奢な体つきに憧れてダイエットや運動に励んでいる」

「華奢で長身の彼女には、アメリカンスリーブのドレスがよく似合う」

「そのサイドテーブルは足の部分が華奢なつくりになっているので、あまり重いものは乗せないほうが良さそうだ」

「彼は長身で華奢な体型だったが、これまでに病気らしい病気はしたことがなかった」

「彼女は華奢な身体つきだったが、内側からエネルギーが溢れているという印象を受けた」

「いくら軽量級であっても華奢な印象を与えるようでは、柔道家とは言えないだろう」

「このブランドのハイヒールは華奢で繊細なデザインが特徴だ」

「華奢」は、上記のようにある物が細くて弱々しいことや、体型が細く品のある人の様子についていう場合などに、「華奢なつくり」「華奢な体型」などの形で使うことができます。

「華奢」の類義語は?

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それでは、次は「華奢」の類義語・類語である「細身」「ほっそり」という語について見ていきましょう。

「細身」:体が細く華奢なこと。物の作りが普通より細いこと

「ほっそり」:細くてすらりとしているさま。細くて品のいいさま

「細身」の使い方は?「華奢」との違いは?

それでは、次に「細身」の使い方、また「華奢」との違いについて見ていきましょう。

この語は、たとえば以下のように用いることができます。

「彼はすらりとした細身で女性的な顔立ちをした、思わず目を見張るような美青年だった」

「雑誌のページの中で細身のジーンズを着て気持ちよさそうに伸びをしているこのモデルは私の妹だ」

「その老紳士は山高帽子に口髭をたくわえ、細身のステッキを手に登場した」

「彼は煙を長く吐き出し、灰皿の中にその細身の煙草を突き立てた」

「細身」も「華奢」と同様「体が細いこと」「物の作りが細いこと」を表しますが、「華奢」に含まれる「品が良い」「繊細である」といった意味は含みません

「ほっそり」の使い方は?「華奢」との違いは?

それでは、次に「ほっそり」の使い方、また「華奢」との違いについて見ていきましょう。

この語は、たとえば以下のように用いることができます。

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KHajime