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適切でない使い方がされているビジネス敬語3選

ビジネス関連で最近気になった敬語の使い方があったので、今回はそれらの使い方について紹介したいと思います。

 

使い方を考えたい3つのビジネス敬語


ビジネスの場面で使用する敬語にはいろいろありますが、わりとよく使われる言葉の中で使い方が適切でないと思われるものを今回は3つ挙げてみたいと思います。

 

「了解いただく」


「了解」という言葉は「理解する」「了承する」といった意味があります。

 

これをたとえば誰かに理解を求めたい時や理解したことを返答として返す時に使用するには、自分よりも目下の人に対して言う場面で使います。

 

たとえば上司が部下の報告に対して「了解しました」と返す場合に用いることは問題ありませんが、逆に上司からの連絡に部下が「了解しました」と返すと失礼にあたるということになります。

https://kotonoha-jiten.com/blog/mistakes/

 

その場合は「了承」「承知」などの言葉を使って以下のように言い換えられます。

  • 「了解しました」⇒「承知しました」

  • 「了解いただく」⇒「了承いただく」「ご了承ください」「理解を賜る」「ご理解賜りますようお願いいたします」


 

「大丈夫でございます」


「大丈夫」という言葉には、辞書(明鏡国語辞典・新漢語辞典)で確認したところ「間違いのない」「確実」「確かで危なげがない」といった意味が含まれるようです。

 

ただ「大丈夫でございます」という言い方は敬語として使うには違和感が感じられるため、「確かに間違いありません」といった意味合いのことをいうのであれば、会話の内容に応じて以下のように言い換えて使うとよいかと思います。

 

  • 「資料を今週中に届けてもらえますか?」→「確かに今週中にお届けいたします」

  • 「明日の7時に予約したいのですが」→「それでは明日の7時でご予約を承ります」

  • 「今週末に伺ってもよいですか?」→「問題ありません」「はい、お待ちしております」


 

「合わせまして」


「あわせまして」というという言い方は「同時に」「さらに」という意味で使われることが多いと思いますが、その場合の表記には「併せまして」という字を使います。

 

これに対して「合わせる」という字を使うと「合計する」という意味になります。「料金は合わせて5万円になります」といった使い方で用いることができます。

 

まとめ


ビジネスでよく使う言葉は、誤解を招かないようにできるだけ適切な言い方を選んで用いるほうがよいです。

 

今回紹介した言い方についても、ちょっとしたことですが使う機会は比較的多いかと思いますので、場面によって適切な形で使い分けるように意識しているとよいかと思います。
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シゴトピ編集部