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火災保険を解約し払い戻しがあった時の仕訳方法

今年になってから住所の移転をしたため、それに伴ってそれまでの火災保険を解約し、新たに別の保険に加入し直しました。

そして解約したほうの火災保険契約の保険料が一部返金されたので、その返金された保険料の仕訳方法について今回はまとめてみたいと思います。

火災保険料を解約し返金があった場合の仕訳方法


それでは、事業所(もしくは自宅件事務所)の火災保険契約を解約し、払い戻しがあった場合の仕訳について説明していきます。

 

支払い時の仕訳


まず、ここでは例として、損害保険料を支払った時に以下のように仕訳を行った場合の仕訳方法を説明します。
当年度に1年分の火災保険料を年払いで支払い、そして解約した後普通預金に返金があった場合

 













借方 貸方
損害保険料 10,000円 普通預金 10,000円

なお、火災保険料を含め移転に伴う仕訳方法については以下の記事でまとめています。必要であれば参考にご覧ください。

【参考記事】:個人事業主の引っ越し費用に関する仕訳方法

 

返戻金に対する仕訳方法


上記のケース(当年度に1年分の火災保険料を年払いで支払った場合)で保険料が戻ってきた時には以下のように仕訳を行います。













借方 貸方
普通預金 5,000円 損害保険料 5,000円

この場合は、支払った経費が戻ってきたということになるため、単純に支払った時の仕訳をそのまま逆にして貸方のほうに損害保険料がくるように仕訳をすればよいということになります。

 

期をまたいで支払った保険料に対する戻りがあった場合


上記は支払った保険料を経費として計上している場合の仕訳となりますが、そうではなく保険料を当期中に支払っていない、つまり前年度に1年分を支払ったという場合には、返ってきた金額を経費の戻りとして処理せずに雑収入として仕訳をします。(経費の戻りとするとその年の経費が赤字になってしまいおかしくなってしまいます)













借方 貸方
普通預金 5,000円 雑収入 5,000円

 

前払費用として計上している場合


なお、前払費用として計上している分については以下のように仕訳をします。

(返金された分を前払費用の戻りとして差額となった分を経費として計上します)

















借方 貸方
普通預金 4,000円 前払費用 5,000円
損害保険料 1,000円

 

まとめ


以上、移転に伴って火災保険料の払い戻しがあった場合の仕訳についてまとめました。

保険料の返金については、支払い時の仕訳によって戻ってきた金額に対する処理の仕方が違ってきますので、それに応じて仕訳を行うようにすることが必要です。
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シゴトピ編集部